リップスライムメンバーの現在と脱退の全真相【2026年最新】
2000年代の日本の音楽シーンにおいて、ヒップホップを誰もが口ずさめるポップミュージックへと昇華させたパイオニア「RIP SLYME(リップスライム)」。『楽園ベイベー』『熱帯夜』『One』など数々の金字塔を打ち立てた彼らですが、活動休止やメンバーの脱退劇を経て、現在はRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人体制で活動を継続しています。
かつて絶大な人気を誇った5人組がなぜ分裂に至ったのか。SUの不倫騒動を端緒とする活動休止の裏側や、PESがSNSで赤裸々に告発した「長年のいじめと確執」、そして2026年現在におけるメンバー各人の活動状況と再結成の可能性について、公式発表資料や本人の証言、関係者への取材データを基に徹底検証します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:2026年現在、RIP SLYMEはRYO-Z・ILMARI・DJ FUMIYAの3人で精力的に活動しており、PESとSUはグループを正式に脱退している。
- 要点2:解散危機の引き金は2017年のSUの不倫騒動だったが、決定打となったのはPESが2021年に公表した「メンバー間での長年にわたるいじめ・精神的孤立」だった。
- 要点3:PESは復帰を完全に否定しており、オリジナル5人での再結成の可能性は極めて低く、各自が独自のクリエイティブな道を進んでいる。
【5人から3人へ】RIP SLYMEメンバーの現在の活動状況とプロフィール一覧
2001年のメジャーデビュー以来、4MC+1DJという変則的かつ洗練されたスタイルで一世を風靡したRIP SLYME。2026年現在、グループとして活動を続けているのは初期からのコアメンバーである3名です。脱退した2名を含む全5名のプロフィールと現在の立ち位置を整理しました。
| メンバー名(年齢) | 担当・役割 | 2026年現在の活動状況 | グループへの関与 |
|---|---|---|---|
| RYO-Z(51歳) | MC / リーダー | 新生RIP SLYMEの中心としてライブ出演、ラジオDJ、他アーティストとのコラボを展開。 | 現役メンバー |
| ILMARI(50歳) | MC | RIP SLYMEの活動に加え、The BeatmossやTERIYAKI BOYZ®での活動、ファッション関連のプロデュース。 | 現役メンバー |
| DJ FUMIYA(47歳) | DJ / トラックメイカー | グループの全楽曲プロデュースを担当。他アーティストへの楽曲提供やクラブDJとしても第一線で活躍。 | 現役メンバー |
| SU(52歳) | MC(元メンバー) | DJ活動、YouTubeやイベント出演、文筆活動などソロで活動。メンバーへのリスペクトは公言している。 | 2018年脱退 |
| PES(49歳) | MC / メロディ制作(元メンバー) | ソロアーティスト活動、楽曲提供、新プロジェクトでの音源制作を精力的に展開。独自の世界観を確立。 | 2017年脱退 |
現在3人で活動するRIP SLYMEは、ライブやフェスにおいて過去のヒット曲を3人編成用にリアレンジして披露しており、円熟味を増したグルーヴで新たなファン層を獲得しています。
SUの不倫騒動から活動休止へ|グループ崩壊の引き金となった2017〜2018年の経緯
RIP SLYMEの活動停止へと至る直接的な契機は、2017年4月に報じられたSUの不倫スキャンダルでした。当時、元歌手の妻がいながら若手モデルとの密会が週刊誌によってスクープされ、世間から大きな批判を浴びることとなりました。
この騒動による影響は甚大でした。RIP SLYMEは多くの大手企業CMタイアップや爽やかなサマーアンセムを武器にメジャーシーンを席巻していたため、スポンサー契約の解除や出演予定イベントのキャンセルが相次ぎました。SUは責任を取る形で活動休止を発表し、グループ全体も事実上の開店休業状態へと追い込まれます。
その後、2018年10月に突如として公式サイトが閉鎖され、グループの活動休止が公になりました。直後の2018年11月、SUは自身のInstagramを更新し、「全ての責任は私にあります」「ファンや関係者の皆様を裏切ってしまった」と謝罪し、所属事務所との契約解除およびグループからの離脱を表明したのです。
当時は「SUの不祥事が原因でグループが活動不能になった」と一般的には理解されていましたが、水面下ではより根深い構造的な亀裂が進行していました。
PESのインスタ告発と脱退理由|表面化したいじめ問題とメンバー間不仲の真相
活動休止から約3年が経過した2021年秋、ファンと音楽業界に激震が走る出来事が起きます。RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人がYouTubeの生配信番組に出演した際、視聴者からの「5人での復活はないのか」という質問に対し、「SUやPESにも声をかけているが、なかなか連絡がつかない」といったニュアンスの発言を行いました。
これに対し、沈黙を守り続けていたPESが2021年11月、自身の公式サイトおよびSNSで決定的な告発声明を発表したのです。その声明で明かされた事実は、ファンの想像を絶するものでした。
【PESが告白した主な事実】
- 自身は2017年9月の時点で既にグループを脱退しており、事務所との契約も終了していたこと。
- 脱退の根本的な理由は、メンバー間における長年の嫌がらせ、いじめ、精神的苦痛であり、20年間にわたり耐え続けていたこと。
- 関係者を交えた対話の場を幾度も求めたが、相手側から拒絶され続け、まともな話し合いが成立しなかったこと。
- 3人側が配信等で「声をかけているが反応がない」と発言したことについて、「事実と異なり、これ以上巻き込まれたくない」と強い不快感を表明。
PESはグループの楽曲において、キャッチーなサビのメロディラインやフックの作詞・作曲を数多く手掛けてきた中核的存在でした。その彼が「精神的な限界」を迎えていたという告白は、仲睦まじくスタイリッシュな幼馴染集団というRIP SLYMEのパブリックイメージを根底から覆すものとなりました。
【深層分析】なぜ幼馴染グループは決裂したのか?社会心理学で読み解く「ピア集団の歪み」
なぜ、一時代を築いたトップグループがこれほどまでに修復不可能な決裂を迎えてしまったのでしょうか。単なる「性格の不一致」を超えた、クリエイティブ集団特有の力学を読み解く必要があります。
1. 「スクールカースト・仲間内ノリ」のプロ化による副作用
RIP SLYMEは、学生時代からの同級生や地元の仲間が集まって結成されたグループです。初期のインディーズ時代は「男子校の部活のようなノリ」が最大の魅力であり、独特の軽妙なラップスタイルを生み出す原動力となっていました。
しかし、メジャーで莫大な商業的成功を収め、ビジネスとしての責任が重層化するにつれて、学生時代の力関係や「からかい(いじり)」の構図が是正されないまま固定化してしまったと考えられます。心理学において、閉鎖的なピア集団(仲間集団)では、一度定着した役割固定がエスカレートし、加害者側に悪意が希薄なまま、被害者側だけが深刻な精神的ダメージを蓄積していくケースが多々見られます。
2. クリエイティブ負担と承認の不均衡
PESはメロディセンスに長け、グループのヒット曲における重要なフックを数多く担っていました。音楽的な重責を背負いながらも、グループ内での発言権や精神的な尊重(リスペクト)が十分に得られなかった場合、クリエイターとしての孤独感は計り知れません。「音楽を作るコアな労力」と「グループ内の人間関係のストレス」の狭間で、心理的バウンダリー(境界線)が崩壊してしまった典型例といえます。
【プロの結論】健全な関係性を維持するための組織的教訓
この脱退劇から得られる教訓は、「友人関係をベースにしたビジネス組織ほど、初期段階でのルール作りと対等な心理的安全性の担保が不可欠である」ということです。プライベートの甘えをプロの現場に持ち込み、対話を放棄した結果、一度失われた信頼関係は二度と修復できない段階まで破壊されてしまうのです。
一般に知られていない盲点とネットの誤解
ネット上やSNSでは、RIP SLYMEの脱退・分裂に関して一部の誤った言説が流布しています。事実に基づき、代表的な誤解を是正します。
誤解1:「SUの不倫のせいでメンバー全員が仲違いした」
SUの不倫騒動は活動休止の「直接的なきっかけ」に過ぎません。PESが脱退を決意したのはSUの騒動が発覚した2017年の秋であり、それ以前から長年にわたる内部の確執が存在していました。SU個人の不祥事だけがグループ解体の根本原因ではありません。
誤解2:「PESが突然グループを裏切って辞めた」
脱退が公表されたのは2021年でしたが、実際には2017年に正式な手続きを経て脱退していました。ファンへの発表が4年間も伏せられていたのは、グループ側およびマネジメント側の意向によるものであり、PESが身勝手に現場を放棄したという認識は誤りです。

3人体制での再始動と代表曲の行方|2026年現在の評価とファンのリアルな声
激動の告発劇を経て、RYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3人は2022年4月に新曲『Humanity』を引っ提げて活動を本格再開させました。以降、フェス出演や全国ツアー、配信シングルのリリースをコンスタントに重ねています。
現在、ライブの現場では以下のような変化とファンの反応が見られます。
- 3人バージョンの楽曲リアレンジ:4人いたMCが2人減り、RYO-ZとILMARIの2MCがPESやSUのヴァースを分担、あるいはトラックをDJ FUMIYAが再構築する形でパフォーマンスを実施。
- 現場ファンのポジティブな熱狂:「青春時代の名曲を生で聴ける喜び」「RYO-ZとILMARIのスキルの高さ、FUMIYAのビートメイクの進化」に対する評価は非常に高く、大型フェスでも入場規制がかかるほどの動員力を維持しています。
- 往年ファンの複雑な心情:SNSやコミュニティ上では「PESの唯一無二の歌声がないと物足りない」「SUの低音ボイスがあってこそのRIP SLYMEだった」というノスタルジーと惜別の声も根強く存在します。
5人での再結成可能性はあるのか?公式発表と2026年の現実的展望
結論から申し上げますと、PESを含むオリジナル5人でのRIP SLYME再結成の可能性は「ほぼゼロ」と言わざるを得ません。
PES本人が「これ以上グループに関わるつもりはない」「接触を望まない」と明確に意思表示しており、法的・精神的な距離は完全に隔絶されています。無理な再結成を望むことは、当事者の尊厳を傷つけることにも繋がりかねません。
一方で、SUに関してはメンバーとの個人的な交流が一部残っており、将来的なゲスト出演やコラボレーションの余地は完全には否定されていません。しかし、現行のRIP SLYMEは「3人組のヒップホップユニット」としてのアイデンティティを確立しており、現状の体制をベースに活動を展開していく方針が固まっています。
【リップ スライム メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:RIP SLYMEの現在の正式メンバーは何人ですか?
A1:2026年現在、RIP SLYMEの正式メンバーはRYO-Z、ILMARI、DJ FUMIYAの3名です。PESとSUはすでに脱退しています。
Q2:PESが脱退した本当の理由はなんですか?
A2:PES本人の告白によると、メンバー間における20年間に及ぶいじめや嫌がらせ、精神的苦痛が原因です。対話の場を求めたものの拒否され続け、精神的な限界を迎えたため2017年9月に脱退しました。
Q3:SUはなぜグループを辞めたのですか?
A3:2017年4月の不倫報道によってグループの活動に深刻な支障をきたした責任を取り、2018年に所属事務所との契約を解除し、グループを離脱しました。
Q4:現在の3人体制のライブで『楽園ベイベー』や『熱帯夜』は歌われますか?
A4:はい、披露されています。RYO-ZとILMARIがパートを再構築し、DJ FUMIYAの最新アレンジとともに3人編成のパフォーマンスとして演奏されています。
まとめ:RIP SLYMEが刻んだ功績と、それぞれが歩む2026年の新たな道
RIP SLYMEが残した数々の名曲と、日本のポップミュージック史に刻んだ足跡が色褪せることはありません。5人組としての活動は悲痛な形で幕を閉じましたが、現在の3人体制によるRIP SLYMEは、成熟した大人のヒップホップグループとして新たなステージを切り拓いています。
また、脱退したPESやSUも、それぞれのフィールドでクリエイターとしての自立を果たし、独自の音楽活動や発信を続けています。ファンとしては、過去の5人への幻想にとらわれるのではなく、それぞれが選んだ2026年の新たな表現と活動を尊重し、応援していく姿勢が求められています。 (出典: リップ スライム メンバー(Yahoo!ニュース))